ミニチュアな毎日

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お馬さん三頭目の四分の三!完了~♪

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幸い夕方に帰ってくることが出来たので、今の今まで集中しました。
途中、夕食・風呂・トイレに席を立っただけです。

さて、三頭目のお馬さんは、敵側のイギリス軍です。
ワーテルローのイギリスの騎兵と言えば、そうなんです・・・

ロイヤルスコッツ竜騎兵連隊、すわなち「スコッツグレー」でございます♪
当時の軍隊は連隊ごとに色をそろえることがあり、この連隊は、全てが白馬もしくは、葦毛(グレー)で統一されていました。
スコットランドのグレーすなわちスコッツグレーと呼ばれるようになったのです。

この連隊は、その活躍のため、騎兵がいなくなっても戦車連隊として存続し、第二次大戦のアフリカ、そして30年前のフォークランド紛争なんかでも活躍しております。


で、本題。

今回は新しくそろえたエアブラシをフルに使って黒馬が年齢とともに葦毛になっていくところを表現しました。
色の変わり方も様々あるようで、オグリキャップの様に全体に色が抜け落ちるもが普通だと思いますが、今回はいわゆる「連銭葦毛」白毛が円形に連なっている状態にしてみました。

これは0.2mmのエアブラシがあれば簡単です。
まずフラットブラックを全体に塗装、そして明るめのグレーをシャドーの黒と足に残しつつ吹きつけ。
そして、白のスポットを足と胸中心に連続して入れてやればおけです。

これだけだと少し単調になるのでひじや股、そして鼻先~唇周りに少しピンクやファレフォのフレッシュを極薄く塗り、地肌が透けて見えるようにします。

フランスと違い、全体的に地味な馬具を塗装し、蹄を塗りドライヤーで乾燥させ、その後全体のトーンを統一するためにつや消しトップコートを吹きつけて、今日の作業は終了です。

このサイズのメタルのお馬さんが二本の足で立つ場合、宅急便での運送では、まず足が折れてしまいます。
足首までピアノ線が入ってはいるのですが、それでは不十分なので、今回は1.2mmのピアノ線を足の骨に当たる部分に二本とも入れてあります。
これでも絶えられるかどうかは、少し不安ですが、何もしないよりかはだいぶん良いと思います。

インジェクションでは問題ないのですが、メタルはかなりの確立でトラブルを作りますので、作る時の参考にしてくださいませ。

さて、一日で四分の三完成です♪
写真では、見えていないですが、自分で言うのも変ですが、満足のいく色に仕上がってくれました。