主人公大方完成っ！
馬車の索具などは、キットのままですと相当ちゃちいので、アンドレアのカタログ写真を参考に
プラ棒や真鍮線で作りました。
特に牽引用のロープは電気コードの中身を抜いた物を寄り合わせて作ったもの。
戦車用の牽引ワイヤーの自作などの時よく使われるアイテムですが、これを手で「よりより」
していたら根気も体力も相当いります、で、あるていど束ねてルーターにかませて、「ぷいーん」
と回せばあらあら不思議、いとも簡単に極細ロープの完成です。
へたに麻糸とか使って作るより精密感は高いし束ねる本数や太さを調整すればいろいろ応用が利き
ますし、なかなかよいアイディアだと自負しております、あははっ！
色は、前回にも申し上げたように、ベースはラッカーでエアブラシ塗装、54mmと同じく藤原光孝さ
んのメソッドと同じ、黒に塗りその上からハイライトを入れる感じで、茶色やグレーを吹き付けました。
で、あとは、黙々と塗り分けです。
このサイズですから、下手にグラデーションを付けるのはあきらめて、きっちりコントラストを付けて
塗り分ける方が好感度は高いように思われます。
ですので、全ては黒で墨入れ、特にベルト類は、薄墨を入れるのではなく、しっかり「黒」のストライプ
を入れました。
54mmだと馬四頭なんて３ヶ月コースですが、そこは１／７２のみにみにスケール、一週間ほどでフィニ
ッシュです。
しかし、可愛いな～っ、ミニミニスケールはまってしまいそうです・・・・
