箱庭師の仕事・・
何を言っても、このプロセスが一番楽しいすこっつです。
今日は、箱庭塗装です。
塗料はいつもながらの水性アクリルのセラムコートをメインに使用しています。
結構セラムコートに興味を持ってくださるか方が多いようなので、今回は、塗料の具体名をあげながら
説明致しますね。
写真一
昨日の状態から、木の部分には水で薄めたモデリングペーストを塗りつけています。
完全乾燥後、金属部分がむき出しのままなので、ソフト99のホワイトサフを吹き付けています。
写真二
まず全体に、水でゆるゆるに薄めた(1:3程度)、ベース色のBURNT UMBERを塗ります、下地作りともいえる作業なので、短気を起こさず、ごくごく薄めたものを繰り返し塗ります。
薄めた塗料を塗ることで、完全つや消し、そしてそれなりの強度を得ることができます。
そして、大方下地が隠蔽したなら、今度はゆるゆるのBLACKでウオッシングです。
この場合、水で薄めるだけでなく、グラデーションメディウムを少し加えることで、輪染みを防ぐことが
できます。
これが乾燥したなら、ドライブラシより濃いめの感じで、Espressoでトーンをあげていきます。
ドライブラシの様にエッジ部分にハイライトを入れるのではなく、筆には多めの塗料をとって、奥まったところ以外を全部塗ってしまう感じでオケです。
ただし、これも1:2程度に薄め、下地が透ける様にするのがこつです。
数回繰り返します。
今回は、この上に草や枯れ葉が乗る予定ですので、下地塗装はこれでおしまい。
もし、これ以上塗装する場合は、さらにオーカー系→タン系→白系とハイライトを加えます。
あっ!ちなみにすこっつは、下地が透けるほど水や、グラデーションメディウムでうすめ、それを繰り返して重ね塗りすることでグラデーションやフェード効果を考えています。
また、繰り返し塗装、乾燥を繰り返すので、時間短縮のためドライヤーを使っています。
エナメルや、ラッカーではドライヤーを当てると、表面のみ薄い皮膜ができ、中が乾燥しないと言うトラブルがでる場合がありますが、水性では希釈して使えば、まず、このトラブルはでません。
ただし、素材により本体が熱で溶けたり変形したりする場合がありますので、その場合は送風だけにするとか対処する必要があります。
写真三
ベースができたなら、細かい部分を塗装してきます。
石の部分は、HIPPO GREYをメインにCLOUDBERRY TANで、上記要領でハイライトを、もし、ハイライトがおくなりすぎて下品になったなら、あわてず一度乾燥させて、薄目のベースカラーでウオッシングすると、全体的に落ち着きます。
石の部分をグレー系で塗装するのは、いささか違和感があるかもしれませんが、ほかの部分が木と土なので、「ここだけ違う素材だよ」と、言うサインのようなものです。
実際この程度の小さいベースだと、地面の色と違う塗装をする方が、かえってアクセントになるように思います。
で、木のウロ、枝の折れ目もベースをCLOUDBERRY TANで塗装、落ち着かせるためにEspressoでウオッシングしています。
サルノコシカケはPOPPY ORANGEとEspressoです。
お気づきの通り、すべてのアイテムに対してベース、ウオッシング、ハイライトを塗装することによって、深みのある、しかも立体感のある塗装ができると思います。
な~んて、珍しく講釈をたれましたワイ。
でも、これより大事なのは、楽しむことですよ~♪
今日は、箱庭塗装です。
塗料はいつもながらの水性アクリルのセラムコートをメインに使用しています。
結構セラムコートに興味を持ってくださるか方が多いようなので、今回は、塗料の具体名をあげながら
説明致しますね。
写真一
昨日の状態から、木の部分には水で薄めたモデリングペーストを塗りつけています。
完全乾燥後、金属部分がむき出しのままなので、ソフト99のホワイトサフを吹き付けています。
写真二
まず全体に、水でゆるゆるに薄めた(1:3程度)、ベース色のBURNT UMBERを塗ります、下地作りともいえる作業なので、短気を起こさず、ごくごく薄めたものを繰り返し塗ります。
薄めた塗料を塗ることで、完全つや消し、そしてそれなりの強度を得ることができます。
そして、大方下地が隠蔽したなら、今度はゆるゆるのBLACKでウオッシングです。
この場合、水で薄めるだけでなく、グラデーションメディウムを少し加えることで、輪染みを防ぐことが
できます。
これが乾燥したなら、ドライブラシより濃いめの感じで、Espressoでトーンをあげていきます。
ドライブラシの様にエッジ部分にハイライトを入れるのではなく、筆には多めの塗料をとって、奥まったところ以外を全部塗ってしまう感じでオケです。
ただし、これも1:2程度に薄め、下地が透ける様にするのがこつです。
数回繰り返します。
今回は、この上に草や枯れ葉が乗る予定ですので、下地塗装はこれでおしまい。
もし、これ以上塗装する場合は、さらにオーカー系→タン系→白系とハイライトを加えます。
あっ!ちなみにすこっつは、下地が透けるほど水や、グラデーションメディウムでうすめ、それを繰り返して重ね塗りすることでグラデーションやフェード効果を考えています。
また、繰り返し塗装、乾燥を繰り返すので、時間短縮のためドライヤーを使っています。
エナメルや、ラッカーではドライヤーを当てると、表面のみ薄い皮膜ができ、中が乾燥しないと言うトラブルがでる場合がありますが、水性では希釈して使えば、まず、このトラブルはでません。
ただし、素材により本体が熱で溶けたり変形したりする場合がありますので、その場合は送風だけにするとか対処する必要があります。
写真三
ベースができたなら、細かい部分を塗装してきます。
石の部分は、HIPPO GREYをメインにCLOUDBERRY TANで、上記要領でハイライトを、もし、ハイライトがおくなりすぎて下品になったなら、あわてず一度乾燥させて、薄目のベースカラーでウオッシングすると、全体的に落ち着きます。
石の部分をグレー系で塗装するのは、いささか違和感があるかもしれませんが、ほかの部分が木と土なので、「ここだけ違う素材だよ」と、言うサインのようなものです。
実際この程度の小さいベースだと、地面の色と違う塗装をする方が、かえってアクセントになるように思います。
で、木のウロ、枝の折れ目もベースをCLOUDBERRY TANで塗装、落ち着かせるためにEspressoでウオッシングしています。
サルノコシカケはPOPPY ORANGEとEspressoです。
お気づきの通り、すべてのアイテムに対してベース、ウオッシング、ハイライトを塗装することによって、深みのある、しかも立体感のある塗装ができると思います。
な~んて、珍しく講釈をたれましたワイ。
でも、これより大事なのは、楽しむことですよ~♪