ミニチュアな毎日

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アダム・ワイルダー氏をまねてみる・・・

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出戻って4年目にして、2台目の1/35スケールの戦車を作っています。

「喜屋ホビー戦車模型コンテスト」や、「関西AFVの会」等に図々しくも参加しているくせに、これで2台目ですって、あはははっ!

ただ、当然相当の「耳年増」ではあるわけで、知識としては現在のテクニックは承知しております。

で、ずいぶん前からやってみたかったのが、AM誌の93号「壊れた戦車」特集の中のアダム・ワイルダー氏の作例です。

手順は至って簡単そうです・・・

まず、ラッカー系などの皮膜の強い塗料で、さび色に塗装
その後、皮膜の弱い塗料で車体色を塗装
で、皮膜の弱い塗料の専用シンナーで、車体色をはがし、さび色を露出させる・・・

と言う手順です。

ま、以前からある冬季迷彩のはげチョロパターン、サビサビ版とでも申しましょうか?

ただ、塗料の材質を乗せる手順をラッカー→水性アクリルでやってみると言うわけです。



で、ごらんの通り。

まず、ベース色を「艦底色」として、塗装後ハイライトを入れる感じで茶色、オレンジと重ねていきます、つやが出ますが、最後につや消しになる予定ですのでかまいません。

そして、車体色。
セラムコートの数種のグリーンを吹き付けてみました。
今回初めてセラムコートをエアブラシで吹き付けてみたのですが、よく言われるノズル部分に塗料が固まり途中で吹きつけ出来なくなる・・と、言うトラブルは、グラデーションメディウムを多めに加えることでクリア出来るようですね。
ま、ラッカー系のリターダーの様な物ですから。

で、塗料はがしです。
グンゼのアクリル用シンナー(無ければアルコールでも良いと思うのですが・・)を綿棒に付け、所々塗料をはがしていきます。


結果ですが、だめでした。


ラッカー系の塗料をシンナーではがすように、塗料が溶けていくのでは無く、単に塗料がはがれ落ちる感じでして、微妙なフェード感が得られませんでした・・・

結局手塗りでレタッチするほか無いようです(涙)

手順を見ればいとも簡単に効果的な表現が出来そうなのですが、文章となった手順の間には膨大な労力とセンスが埋め込まれていると見るべきでしょうね・・

作例は、啓発されるべき物ですが、それを作るための手順書では無いわけですね・・今更ながらですが・・・







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