ミニチュアな毎日

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箱庭95%完成・・

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ほぼ一日かけ箱庭がおおかた完成致しました。

型にて取った水の流れを滝壺にセットし、その周辺を同じ透明ポリウレタンを流し込み埋めました。
ここで、予想外の失敗・・水分を嫌うポリウレタンが、落ち葉と反応して気泡が出てしまいました・・
今回は流れを表現するので底が見えにくくなり、事なきを得ました・・

硬化を待ち、水の表面にアラーキーさんの記事で読んだ高透明エポキシ接着剤を塗り、完全硬化直前に楊枝で水の流れの表現をしました。

さらに硬化を待ち、続いておなじみのグロスポリマーメディウムを注射針で取り隅々に流し込み、その後波立ちの表現にブレンデッドファイバーを適宜盛りつけます。
写真では、まだ乾燥が不十分なので白く見えますが、この後もう少し透明になってくれると思います。

・・・祈っています・・・・



水性のポリマーを使うと、硬化までどの程度透明になるかわからず、微調整に苦労するのですが、エポキシやポリウレタンだと、硬化が短時間に済むので調整が楽になりそうです。

ただし、高価なこと、紫外線での経年黄変など、問題もあるにはありますが・・

今後シフトしていくつもりです。



この作業の待ち時間の間、森側も微調整を繰り返しています。

まず、全体のバランスを考え草・ツタ・キノコ等をちょこまかと植え付け、全体のバランスを統一するためエアブラシでレッドブラウン、サンド等を吹き付けトーンを落ち着かせました。
エアブラシで作業する時のみ未だにラッカー系塗料を使っています。
臭いですが扱いは楽ですねぇ。

渓流の対岸には、残雪の表現です。
この所凝っている、鉄道模型用の大理石粉をマットバーニッシュで溶き、くどくならないようにまばらに塗っていきます・・塗ると言うよりも盛りつけると言う表現の方が妥当ですね。
硬化した後、シャドーに、ごくごく薄いブルーを入れていきます。


で、最後に、おかあがくれました、小さい小さいドライフラワーをちょこちょこと配置しました。
なかなか気に入っています。


森の中では倒木や朽木は、すべての生物にとって温床となります。
木の「死」の上に様々な再生がなされる訳ですね・・・

それを表現したかったので倒木周りは少しうるさいぐらいにいろいろ植え付けました。

対岸の雪解けとともに、再生・転生をイメージしました。

めずらしく、まじめだったりして(笑)