ミニチュアな毎日

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作成開始・・

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なんとなく「作りモード」は復活していないのですが、つれずれに工作台でごにょごにょやらかしだしました。

なんだか、ライフワークになりつつある、「春夏秋冬」シリーズで、夏のイメージが固まりだしたので、ぼちぼちとやってみようかな?と、いう気になりつつあります。

まずは、ベースから作成です。

アラーキーさんともお話したのですが、意外なほどベースをなおざりにするモデラーが多いのには驚きです。
ナポレオンとモナリザの逸話を出すまでもなく、ベースは絵画で言う「額」です。
それが無いと完成品とは言えないと思うのです・・
また、いい加減なつくりでも、かえってマイナスポイントにさえなる気がします。

で、ヤーノフさん(名指しする)が失敗していましたので、ご説明も兼ねて、すこっつ式を再度ご説明しておきますと・・・

1:まずフレーム作りです。
一般的な「デコパとか、トールペインティング用」のベースの内側を立ち上げて使います。
マイターソーでゴリゴリやります。
高さは好みなんですが、今回は低めの1cm角材を使用しました。

2:フレームが出来たなら600#程度のペーパーで研ぎ、接着です。
このとき「コーナークランプ」があればきっちりした直角がでて楽チンです。
木工用ボンドでとめますが、その際、絶対表側に接着剤をはみ出させないこと。

3:今回は、一番失敗がなく、完成が早い三点セットを利用します。
水性オイルステン(今回はマホガニー
ラッカークリア
スプレー式のサンディングシーラーです。
くさいですが、ラッカー系は、乾燥が早いですから便利です。

4:ベースの接着が出来たなら、最初に「オイルステン」を塗ります。
30分インターバルで2~3回程度、これは「オーバーコート」するのではなく、あくまで「染み込ませる」ものです。
乾燥後硬い布でよくこすり、余分なステンを取ってしまいます。
塗装の回数は、木口とそれ以外が同じ色に染まるの程度です。

5:木地の目止めをするために、まずクリアラッカーを吹き付けます。
これも木口を重点的に、30分インターバルで2~3回です。


さあて、続きは明日。

静岡に持っていった新作のお馬さんも、少し手直ししています。
ハイライトの入れなおし
塗り残しのレタッチ
くつわのディティールアップ
なんぞをいたしました。
こちらも、明日、グランドワークをもう少し煮詰めなおします。