ミニチュアな毎日

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ステレオタイプ【作りかけ一掃プロジェクトその2】

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食事、トイレ、お風呂をのぞき、全ての時間を制作に当てる至福の一日を過ごしました。
さて、プロジェクトの第二弾。
バーリンデンの1/35ラクダに乗ったベドゥイン族です。
これも、八割方完成したにもかかわらずにうっちゃってしまっておりました。


このキットの頓挫した原因は、そ、「椰子の木」です。
なんとしても椰子の木を自力で作ろうとして、良いアイデアが浮かばないで、そのまま頓挫してしまったんですなぁ。
さて、椰子の木、どうして作ろうか以前からずいぶん考えていたのですが、バーリンデンのエッチングの椰子の葉を近くの「六甲模型教材社」にて見つけたのを機に、たくらみを実行に移しました。
まず、5mmのスチロール棒をライターであぶり、適当にアールを付け、その上にマスキングテープをぐるぐる巻きにし、さらに水溶きしたモデリングペーストを塗り固め幹とします。
そして、麻紐をほぐした物で頂部の枯れた葉を表現しました。
それからエッチングの葉の根元に、幹に差し込みやすくするための0.5mm真鍮線を接着し、てっぺんに植え込みました。
おっ!そういや、エッチングパーツなる物を使うのは初めてでした。
なかなか特徴を捉えていて、良い感じですね。しかし、たか~いっ!こんな葉っぱに1250円も使ったなんておかあにけっして言えませぬ。あははは。

で、それらしくアクリルで着色して、ごらんの通り、椰子の木完成。
葉っぱがそれらしいとそれらしく見えますね、やっぱ。
心なしかラクダ君もうれしそうです。

ま~るで、外国人が、「日本」といえば「フジヤマ、ゲイシャ」と答えるがごとく、アラビアの方が聞くと(そんな事絶対無いですが)気を悪くするような、ステレオタイプ的表現。
ラクダ=砂漠=ターバン=椰子の木我ながら貧困なアイデアが恥ずかしですが、このキットを買った二年前からこの光景を作りたかったので、勘弁して頂きます。