一応の完成
急遽塗料を変えることで完成させまして、グランドワークと合体、全部の完成といたしました。
哀れなドイツの首都ベルリンに攻め込んできた、哀れなイワンたち・・というストーリーで
作りましたが、考証などはもちろんでたらめです。
とにかく試してみたかったことは、「がれき」です。
特にはがれた舗装、そして鉄筋コンクリート、そして「汚水」です。
がれきを効果的にしかもバランスよく見せるためには、しっかりした構図、計画性が必要であることを思い知らされました。
今回初の近代戦車を作成しました、諸先輩方の細やかなアドバイスを頂いたにもかかわらず、大方自分流で作ってしまいました、申し訳ありません。
自分流の中で一番試してみたかったのは、「塗装の退色」でした。
日にさらされ、埃にまみれ、風雨に打たれたら、相当「白く抜けた」感じになるのではないか？
との想像で、DUOでのフィルタリング、そして、つや消しのトップコートを厚めに吹いて見るなど
を試してみました。
この頃はスケールエフェクト等と言うこともよく論じられますが、たぶんそれ以上に白く退色するのでは？と言う想像ですね。
後、全体的な色調は、戦争映画などでよく表現される、暖色を控えめにしてコントラストをあげる方法で塗装してみました。
シャドーに強めにブルーを加え、ドライブラシでしっかり全ての物のエッジを際だたせて見ました。
フィギュアも意識的に白く抜ける感じで塗装しております。
無機質的なイメージを増幅させ、ある種の違和感を感じてくだされば成功と思っています。
この二ヶ月ほど最小スケール（肉眼で見ながらディティールを表現する事が出来るという意味で）でいろいろ試してみました。
それなりに作り込むことができ、しかも相当大きなストラクチャーが自由に作成できると言うことでこれは相当面白いアイテムだと思います。
「箱庭作り師」としては一番最適なサイズかな？なんて思うこのごろでしたぁ。
さあて、今回も大きめのサイズを上げております、ダブルクリックでご覧くださいまし。
いつもの通り、ご講評、ご批判、突っ込みお待ちしております。
出来うる限り弁解させて頂きま～すっ！
