【特別付録】植毛方法・・

皆さん同じプロセスで植毛してらっしゃるとは思うのですが、苦手意識を持っている方に少しでも参考にしていだけたらと思い、すこっつ的植毛方法をご覧頂きます。

材料は、ご覧の通り、変哲もない麻ヒモ、木工用ボンド、ピンセット、眉毛用の精密はさみです。

まず、使う分だけ切り取ります。
二つ折りにして使うので、植毛イメージの倍より少し長め、今回は５cmほど切り取っています。
しかし、きちゃないお手手ですねぇ。

ヒモは６束で一本のヒモになっています。
まずは半分三束ずつで作業します。
変化を出すため２：４なんかでもオケです。
ご覧の写真は４束です、しかし汚いお手手ですなあ・・

さあて、ここがキモになるプロセスです、二つ折りにした束を左指でしっかり固定し、ピンセットで挟み根本から穂先に向かってしごいていきます。
十回ほど繰り返すことできれいにほぐれていきます。
このとき相当屑が出ますので、新聞紙の上とかゴミ箱の上で作業しましょうね。
しかし、ばばちいお手手ですねぇ、ほんと・・・

ほぐれたならば精密ばさみで穂先をそろえます。
いっぺんに切るのではなく、ギャザを入れる感じで、刃先を使い小さく小さく穂先をつんでいきます。
しっかし、恥ずかしいお手手です・・・・

ピンセットで植え付けるところに穴を開けます。
すこっつの場合、ベースがスチレンボードにモデリングペーストがメインなので簡単に穴があきますが、パテやドフィックスではそういうわけにはいかないでしょう、その場合、もちろん、ドリルや千枚通しで開ける必要があります。
なるたけ規則正しく並べて植えていくのではなく、ランダムに植えていき、どんどん変化を付けながら密度を濃くしていきます。
きたねえなぁ、爪ぐらい切れよぉ～。

根本に木工用ボンドを塗りつけ、ピンセットで植えます。
根本をしっかりはさんで差し込めば簡単に植え付けることが出来ます。
ピンセットを引き抜くときにしっしょについてくるようでしたら、爪楊枝等で押し込めばしっかり植え付けることが出来ます。
この記事書いたらすぐに爪切ろ～♪

植え付け後、ざっと乾燥したならば再度はさみでレタッチです。
最初はこつがいりますが、慣れれば一プロセス１５秒ほどで出来るようになりますので、食事の前の五分間、とか、寝る間に三分間とか、ちまちま飽きずに出来るようになります。

さあて、お手手のお手いれしよっと～♪