橋の下を作ってみる・・・
子供の頃いたずらして父に見つかったとき、いつもこう言って叱られていました・・・
「おまえはなぁ、ほんまはな、うちの子やないんや・・」
「おまえはな、青谷川のひよこ橋のしたで、こもかぶって泣いてたんや・・」
「おまえはな、青谷川のひよこ橋のしたで、こもかぶって泣いてたんや・・」
子供心に、うちの父のユーモアのセンスに感心させられ、「やっぱおとうちゃんは俺のおとうちゃん」と見直したものです。
ひよこ橋・・・・
こもかぶり・・・・
普通、子供を叱っているのに、こんなフレーズは入らないと思います・・・
で、橋の下の作成です。
昨日、思ったよりも密度感が低く、とっても不安になったので、しっかりと作り込んでみました。
まずは、河床の塗装、今回は雪とのコントランストを印象づけるべく、オレンジに近い茶色にて塗装しました、いわゆる「地獄谷」ですね、鉄分の多い峡谷に見受けられるあれです。
もち、塗装はセラムコート、手当たり次第色を使ったので、何の色で塗ったかはわかりません、すいません。
もち、塗装はセラムコート、手当たり次第色を使ったので、何の色で塗ったかはわかりません、すいません。
で、木の枝、落ち葉、先日買ってきた山コケを適宜貼り付けていきます。
1/72では、オーバースケール気味ですが、すこっつはあまり気にしていません。
あくまでこれらは「木ですよ、コケですよ、枯れ葉ですよ」と、言うシグナルなわけです、100%cリアルなものを作る必要はないと思うのです。
1/72では、オーバースケール気味ですが、すこっつはあまり気にしていません。
あくまでこれらは「木ですよ、コケですよ、枯れ葉ですよ」と、言うシグナルなわけです、100%cリアルなものを作る必要はないと思うのです。
戦争写真などでもおわかりの通り風景というものは、以外と殺風景な冗長なものです。
箱庭はあくまで、見る側に典型で具体的なイメージを与えるものです、見る側に作者側と同じ印象を与えるためには、黄金比など構図の演出やデフォルメ等の不自然な演出も「あり」だと考えています。
箱庭はあくまで、見る側に典型で具体的なイメージを与えるものです、見る側に作者側と同じ印象を与えるためには、黄金比など構図の演出やデフォルメ等の不自然な演出も「あり」だと考えています。
パン屋さんの時「ああして兵隊さんが並ぶのは不自然」と多くの方に言われました。
実は、あれは不自然で良いのです、なぜなら、あれの正面からの配置、構図はミュージカルや演劇での配置を意識したからです。
実物をミニスケール化したものではなく、一見しただけで、どんなストーリーが展開しているかを視覚的理解してもらいたいため、その効果を演出したわけです。
実は、あれは不自然で良いのです、なぜなら、あれの正面からの配置、構図はミュージカルや演劇での配置を意識したからです。
実物をミニスケール化したものではなく、一見しただけで、どんなストーリーが展開しているかを視覚的理解してもらいたいため、その効果を演出したわけです。
と、言うことで、ま、「これは川だな、これは石橋だな」と言うぐらいのことがわかってくだされば良いとのスタンスで作っております。
・・・長い講釈だこと(笑)
で、最後に、すべてのマテリアルのトーンを統一するために、再度ブラウン系で塗装、全体を落ち着かせました。