軽く手を動かす・・
で、早速、新作に取りかかろうか・・とも思ったのですが、まずは、気分転換もかねて、以前の完成品の修復から行うことといたしました。
古くからのお仲間でしたら、ご存じだと思います・・
そう・・・・・
「悪相の五月人形」こと、ペガソ社の福島政則公です。
すこっつにとっては、キヤコンで初の銅賞をいただいた、記念すべき、そして愛すべき「ちょい悪おやじ」どのです。
メタルで出来ているお馬さんの大半は補強しないでおくと足にダメージを受けます。
郵送とかしなければ大半は大丈夫なのですが、すこっつの場合、北海道に送ったり静岡のショーに展示したりするので、どうしても、大きなダメージが生じます。
今年の、白馬の騎士でも同じトラブルになったことをご存じの方も多いと思います。
場当たり的にレタッチしていたのですが、とうとう倒れてしまい、そのまま放っておいたのですが、実験もかねて、根本的な修復を行うこととしました。
まずは、１．５mmのピアノ線を心材とし、その上から２mmのアルミパイプをかぶせ、これを足の骨としてみました。
本当は２mmのピアノ線にしたかったのですが、いかんせん、すこっつの工具では切ることも曲げることも出来なくなってしまいます。
これをエポキシ接着剤で固定しました。
はれて一年ぶりに直立できたお馬さん、明日には足をエポパテで肉付けして、塗装します。
メタルのお馬さんの場合、工作開始前には必ず行っていた方が良いでしょうね。
