ミニチュアな毎日

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根付けを堪能する・・

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ネットのお友達の日記を見て、京都に「根付け」の美術館が有ることを知り、半日で仕事を片付けて出かけてきました。

新撰組の屯所で名高い壬生にある、「清宗根付館」古民家を改造した趣のあるたたずまいの美術館です。
ちょうど今日は現代の作家による合同展示会が行われており、女性の作家、若手の作家、そしてロシア、オーストラリアの作家さんの作品も展示されていました。

根付けは、印籠や巾着を帯で止めるためのいわゆるストラップ、それが当時の粋人により洗練されて芸術の域に発達したものです。
今回展示されていた現代のものはすでに「道具」としての存在価値は失われ、完全に小さな芸術に昇華しています。

かえるやスズメなどの小動物、河童などの古典的な題材のものもありますが、ビーナスや自動車、はては宇宙飛行士をモチーフとした作品もあり非常に楽しめました。

展示方法も一風変わっていまして、畳の部屋に低いガラスケースに展示されており、必然的に正座して両手をついて眺める形になります。
そう、茶道具を鑑賞する姿勢ですね。

ミニチュアを愛でる心は、江戸の古くから日本人に伝えられたDNAの様なもの、それが現在の根付け作家に受け継がれ、そして携帯ストラップやフィギュアに至るまで精巧なミニチュアを作る技術として受けがれているのでしょう。

根付けをご存じない方でも充分に楽しめます。
京都にお出かけの際には是非お立ち寄り下さい。

「清宗根付館」http://www.netsukekan.jp/
壬生寺の斜め向かい


そして、そのDNAを刺激されたすこっつは、お家に帰って早速箱庭作り。
・木工エポパテで幹と根を作成
・溶きパテを塗りつけて枝の接合部かくし
・オランダドライフラワーで小枝の表現
をしました♪