ミニチュアな毎日

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ヒストリカルフィギュア展作家紹介その「1」

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AFVやキャラクター系のトップモデラーさんは雑誌や展示会で露出が多いのですが、いかんせんヒストリカルフィギュアはこつこつと一人でがんばる職人さん系(もしくはラマ教の修行僧系w)が多いので、世界レベルのモデラーさんとは言え世間様の認識が低い事が多いのです。
で、しばらくの間、今回の展示会の参加メンバーを個人ごとに紹介したいと思います。

浜松ジオラマファクトリーの展示会はもちろんのこと、静岡ホビーショー、モデラーズエキスポなんかの展示会でごらんいただく機会があれば参考にしていただけると思います。


では、まず第一弾、今回のディレクター、戦車親父氏こと、小高洋一氏からご紹介♪

日本で大重鎮である氏がセンセーショナルなモデラーズエキスポのヒストリカルフィギュア作家の展示をプロデュース、そして今回の浜松ジオラマファクトリーの展示会のプロデュースを務めた事はみなさんご承知の通り。

10年前にブームが過ぎ去り、サークルも大半が霧散したなか情熱を決して絶やさず、少しでも興味を持ったビギナーに丁寧にレクチャーし、ベテランたちの消えかかる情熱を絶やさぬように気を遣う、氏はたとえて言えばヒストリカルフィギュアの「花神」そう、「はなさかじじい」なんです。

すこっつが模型の世界に出戻り、どのカテゴリーを中心に作成しようか迷っていたとき、すこっつの前にヒストリカルフィギュアの扉を開け、そして背中を押してくださった大恩人でもあります。
そして氏のその知識と造形の深さ、そして非常に高い批評眼と審美眼に基づいた講評で、「自己完結」という迷宮に陥ったペインターたちをどれほど救ったことでしょうか。

作品は知識の深さを物語るように、幅広いカテゴリーを手がけ、王道といえるナポレオニックから、日本ではあまりなじみのないオスマントルコの兵士、そして日本の戦国武将まで様々。
又、ヒストリカルのカテから少し離れるアメコミなどのピンナップガールなども精力的に作成しています。


作風は、水性アクリルをメインの塗料としていて、全体的に強めの陰影、そして諧調の高い色彩、明快な諧調の作品が多く、そのため54mmの小さな作品も大きな存在感があり7名中一番ビギナーから女性にまでわかりやすい作品でもあると言えます。

この様に紹介しますとまるで少しおっかない人を想像してしまうのですが、実際の氏は豪放磊落、非常に気さくな人であります。
ただ、放っておくと単なるエロ親父になってしまう事もしばしば、これは道産子のおおらかさなんでしょうね~、あの名文かからは考えられないほどの落差(笑)

松岡寿一氏によるAM誌の連載が終わった後、フェードアウトしたこのカテゴリーを護り続け消えかける灯を絶やさず護り続けた情熱を、その作品から想像してくださいませ。




次回は岩野歩(いわのふ)氏をご紹介しますね~♪