ミニチュアな毎日

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小道具ほぼ完了・・・

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文明の利器を使ってのオリジナルデカール作り。

市販の透明デカールにインクジェット印刷の滲み止め用スプレー「ベーススプレー」を吹き付け、イラストレーターで作ったデーターを印刷します。
10分ほど乾燥した後、耐水のためトップコートを吹き付ければこれにて自家製デカールの完成。

今回はお店の壁のサインと、立て看板の文字を作成しました。
マスコットのくまの親子はあまたあるフリー素材やさんからのいただきもの、たぶん作者さんもこんなものに使われているとは思ってらっしゃらないでしょう。
文字はクラシカルなフォントを選んでみました。

本屋さんの名前は・・・
本の森・・・
古本、古書、なんでだか店主の趣味で浮世絵なんかも扱っているようです(笑)

続いて工作。
二階の壁にまずグロスバーニッシュを塗装、もちろんこれはシルバリングを防ぐためと気泡が入りにくくするため、まあ、入ったところでその上からまた汚し塗装するので、神経質には行いません。
乾燥後その上からたっぷりマークソフターを塗りデカールを貼り付けます。
しっかり圧着した後はさらに艶消しトップコートを吹き付けます。
多少の段差は残るものの、カーモデルでもありませんから、そこは気にしない気にしない(笑)
しっかり乾燥したらさらに上からウエザリングしてペンキのはがれや汚れを再現します。

立て看板もほぼ同じ方法で作り、昨日作ったポスターやカタログなどを貼り付けこちらも完了。

どんどんにぎやかになってきてほぼ到達点が見えてきました。
この辺りが箱庭作りで一番楽しいところです。

小道具つくりなう・・・

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作り方で悩んでいた1/35サイズの本、やっと完成にこぎつけました。

ドールハウスのサイトなどの無料の素材の本の展開図をおおよそ1/35に縮尺、写真用紙にプリントアウトしました。
写真用紙は四層の構造になっていますので一番上の印刷部分だけを丁寧にはがし背表紙にします。
表紙より一回り小さく切った厚紙に挟んで接着すれば完成です。
ページの部分は少しアイボリーで古色を付けました。
ペーパーバッグは明るいグレーにて着色。

ん~む、なんとも、安直(笑)

これを展示用のブックシェルフに乗せれば、これにて一番高いハードルとなっていた豆本作成の終了です。

プリントアウト作業をするついでに、ほかの小道具たちもまとめて作りました。

背景の本棚。
インフォメーションの立て看板用のポスター。
吊るし看板。
そして、オープンサインボード
ついでに、デカールで、お店のトレードマークとサインも作成。

これで一挙に完成に持っていけそうです♪

ボックスアート、塗装の始まり・・・

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ご無沙汰しています。(これが慣用句となってますが(笑))
順調とは言えませんが、微速前進中の本屋さん、やっと塗装にかかりました。

一階部分の外壁は木造の想定ですので、いわゆる「シリコンはがし」にて古色表現しました。
ベース部分(はがされた後露出する色)と、コート部分(本来のメインの色)の間にシリコンバリヤー(レジン成型時の離型剤)をサンドイッチあえてはがれやすくして、つまようじ等でコート部分をはがしていく方法、も、おなじみのメソッドです。

先月のアーマーモデリング誌で担当させていただいた木の劣化塗装は筆塗りだったのですが、今回は違う方法(おいっ!)です。
教室のネタですから、いろんな方法を受講者さんに見ていただこうとの思惑からなんです。

二階部分はレンガの上からシックイ。
シックイのはがれを再現したいところにテープでマスキング、その上からモデリングペーストを塗りつけます、で、硬化後テープを剥がせば、はがれた部分の適度な厚みがシックイがはく落したような雰囲気になります。

立て看板や窓枠などの小物も塗装が完了、この後ウオッシングなどでさらにシックな雰囲気にしたいと思います。

さて、次は難関、ちいちゃい本の作成です。
実はどのようにして作ろうかいまだに悩んでおります・・・

なんちゃってフレームアート組み立て完了♪

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直角と箱組に苦戦してしまったため随分時間がかかっていますが、なんちゃってフレームアート(シャドーボックス?)組み立て完了しました。

二階が殺風景なので、小さな上げ窓を取りつけました。
実際の構造ではこんなところに窓があるとおかしいのですが、まあ、雰囲気優先と言うことで(笑)
だいぶん窓枠を作るのに慣れてきました♪

小道具たちもプラ板とプラ棒ででっち上げました。
店舗前に置く立て看板、陳列ケース内に置くディスプレイ用本棚、吊るし看板の棒(これはミニアートの物に手を加えたもの)などなど、あとはジャンクパーツを利用していろいろ追加予定。

で、当初はプラスモデルの手回しオルガンを回すおじいちゃんのフィギュアを置く予定だったのですが、固定するためのアンカーを入れる場所がないことに今更気が付きました、足元は5个離好船譽鵐棔璽匹世韻任垢ら、不安が残ります。

で、代替案として、毎度おなじみの枯れ木を植えることといたしました。
これだと根の部分を大きくとることで固定する面積が増えるという計算です。

これにて組み立てはおおよそ完了。
続いて電飾を仕込み、看板や本の背表紙などのデカールを作成いたします♪

新しいマテリアルを試した・・・

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PCのリカバリーのため、お休みしておりました。
リカバリー自体は大したことでもないのですが、たまりにたまった10年分の写真がおおよそ200GB、これの移動に大手間をかけておりました。

以前近所で買ったアクリル塗料「ミルクペイント」のアンティークキットを試してみました。
このキット、基本カラーと、古色を付けるためのアンティーメディウムとひび割れ塗料のクラックキングメディウムがセットになったもの。
簡単にアンティーク風の塗装ができるというものですね。
以前にも他メーカーの物をいろいろ試したことはあるのですが、なかなか気に行った結果が出ませんでしたので、このメーカーもお手軽なスターターキットで実験です。

素材は、100均で買った白木のイーゼル、もちろん今作っているシャドーボックスのスタンド用です。
基本にひび割れの下から見せるための「基本塗装」を施します、今回はバーントアンバー。
で、その上からクラックキングメディウムを塗装後しばし乾燥、そして基本の塗装(今回はライムグリーン)を塗れば簡単にひび割れができるという趣向。
乾燥後、付属のスポンジを使ってアンティーメディウムをドライブラシ気味に塗塗装するという按配。

結果はご覧の通り、特に問題なく簡単にひび割れ塗装が出来ます。
基本の上塗りを希釈気味にすれば細かいひび割れが、厚め塗れば大きなひび割れができるという按配。
ただ、完全にコントロールができませんので塗装後は神様にお祈りして待つしかありませんね。
これは、現在十勝の展示会に遠征しています。



で、新作もスタートしました。
イギリス(もしくはアメリカ)1930年~1950年あたりの古書店をイメージして額に仕立てています。
敬愛する「はがいちよう先生」の劣化コピーの様な作品です。
額は美術館で買った絵葉書用の物をシャドーボックスにリメイクしたものです。
基礎はスチレンボード、ドアや窓はありあわせのプラ版などで作っていますが、とにかく直線に切るのが大の苦手、それよりも苦手なのがそれを直角に仕上げること、かなりの苦戦を強いられております。
はて、さて、どうなることやら・・・・

AM誌ステップバイステップ担当しました。

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昨日、7月13日発売のアーマーモデリング八月号の特集「材質表現の神髄」の、木材、木、ゴム、布の表現方法とステップバイステップを担当させていただきました。

土嚢や穀物などの荒織りの袋の作り方、ゴムタイヤの舗装路と土道での汚れ方の違い、パテを使った布の表現、そして使い古された木の板の劣化の表現をステップバイステップで紹介させていただいています。

担当の金子さんからは、「小物の表現と作成方法を」と、ご希望いただいたのですが、そこはやっぱり箱庭作師、あえてビネットに仕立てました。
ただし二日ほどほぼ徹夜状態になってしまいましたが(笑)

トラックはホビーボス製、スタックした車を後ろから押すフィギュアはミニアート製。
ほこりっぽい田舎道でスタックしたシーンを再現しました。

金属や鋳造などの表現、溶接あとや鋳造のヘゲの表現など、永久保存する価値のある特集です。
みなさんぜひお手元に一冊どうぞ♪

ここにきてスランプ・・・

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フィギュアだけで完成のバス停箱庭、その最後の仕上げがなかなか進みません。
もともと、女の子のフィギュアは苦手なんですが、実体顕微鏡を導入したため、余計にあらが気になり進まなくなってしまいました。

やはりある程度美形に仕上げなければなりませんが、フィギュアの縮尺が正確に小柄な女の子の実寸ですからかなりつらいです。
裸眼で見たらまずまずに見えるのですが、顕微鏡で見たらNG・・で、塗っては消しを繰り返しております。
これが、おっさんフィギュアだと、ぶちゃいくはそれなりに味になるからいいんですがねぇ・・

アップではお見せできるものではないので、引いた画像を一枚だけ(笑)
十勝に展示会に間に合わせることが出来るかどうか・・・
微妙なことになっています。

顕微鏡に慣れれば何とかなる問題か・・・
それとも、単にフィギュアペインティングの才能がないのか・・・
葛藤しております。